第1回ROKKAKU杯【ベースボール5大会】
先日行われたベースボール5の大会について書きます。
この記事でベースボール5の大会を開催するには?の参考になれば幸いです。
なぜベースボール5大会を開催したのか
普通であれば、体験会をたくさん行い、
少しずつチームが出来てきたところで大会開催を考えるって流れだと思いますが、
体験会を講師として色々なところでやらせて頂く中で、だんだん気が付いてきました。
体験会をやって「ベースボール5楽しいですよね~!」
「チーム作ってみんなでやってみてくださ~い!」って伝えても、
なかなかチームって作れない状況だということに、、、。
だって目指す場所がないから。
そして周りにチームがないから試合相手もいない。
そう、日本ではまだベースボール5の定期的な大会がありません。
2024年の2月についに横浜武道館で日本選手権が開催されます!!!
今「ベースボール5JAPAN」が大会開催に向けて動き出している最中なので、
その公式大会が立ち上がるまでにたくさんの方に大会の楽しさを知ってもらって、
公式大会に参戦して欲しいなって思って、大会を開催したいなって思ってました。
その中で毎年私の地元で、
野球やベースボール5のイベントを主催して下さっている頂いている方々から
12月に、今年は大会をやりましょうと連絡を頂きました!
そして準備が始まった第1回ROKKAKU杯。
これが大会開催経緯です^^
大会概要
日時:2023年3月11日(土)9:00-13:00
場所:茨城県日立市「十王スポーツ広場体育館」
参加料:無料
設置コート数:2面
出場チームは全12チーム
大会を開催するにあたって、参加チームが2~3くらいあったらいいなって思ってました。
正直2~3チームも集まるか心配なくらい。
でも、それでもいいと思っていました。
参加チームが少なくても地道に続けていく方法がいいのではないかと。
そう思っていたら大会前10日前くらいにチーム数聞いたら8チームもあると聞いて驚きました。
ちょうど、ナニコレ珍百景という番組でベースボール5が紹介されたこともあって、
大会一週間前には2チームと個人参加の追加連絡が。
結果、
オープンの部10チーム
ユースの部2チームが参加してくれました。
出場チームがどうやって集まったか
大会の約2ヵ月前からポスター張りやSNSでの呼びかけが始まりました。
茨城新聞でも大会開催の掲載して頂きました。
大会を運営して下さった方々が日立市の全80カ所にポスターを貼りに行ってくれ、
実際にポスターをたまたまみてチーム作って参加してくれたチームがありました!
他にも、知り合いへの声かけや、SNS、他の場所での体験会に参加して、
ベースボール5って楽しいと感じてくれてわざわざ山梨県から参加してくれたチームもありました。
他にも個人参加で群馬県からの参加してくれた方もいました。
トーナメント表・試合表
記念すべき第一回大会の出場チームです。
「個人5」は個人参加の方々10名ほどで結成されたチームです。
試合は全チームが最低2試合は必ず行えるように組みました。
優勝賞品はNFTトロフィー
新スポーツらしく、新時代の賞品としてNFTを用意させて頂きました!
オープンの部はトーナメント戦で優勝チームにはNFTトロフィーを。
初戦で負けても、
裏トーナメントを作り、裏トーナメント優勝者にも賞品があります。
ユースの部は2チームで3試合を。
ユースには2チームに盾を準備して頂きました!
大会特別ルール
今大会、ベースボール5普及の一環としての大会でもあったので、
特別ルールを設けました。
・男女比率の制限なし
本来ベースボール5は男女混合競技でフィールド上にいる5人中、男女いずれかが2人以上でなくてはならないルールがありますが、今回はそのルールを撤廃。
これにより、男性だけ、女性だけのチームでも出場が可能になりました。
・決勝戦以外は1試合1セットマッチ
時間の都合上、1セットを1試合として行いました。
決勝戦では、本来の1試合3セットマッチ2セット先取で行いました。
・15分ルール
試合は15分になった時点で試合終了。
実際に15分は1試合(1セット)がちょうど終わる時間でした。
これにより、試合スケジュールが明確になりました。
前の試合が長引いてて自分たちの試合がなかなか始まらない、
前の試合が早く終わって急に自分たちの試合が始まる、ということを無くし、
スケジュール通りに進められました。
・3点ルール
攻撃をしているチームは1回毎に最大3点を取ったらその時点でその回は終了し攻撃と守備が交代。
負けているチームは逆転し3点リードまで点数を取れるルールにしました。
これにより両チームは力の差があったとしても15分のうちに攻守を何回も繰り返すことができます。
守備の時間が長くて攻撃が一瞬で終わる。ということを無くしました。
・ユースの部は空振り・ファールは一回だけ打ち直し可能
本来は一回でアウトになってしまうルールですが、ユースは一回打ち直し可能にしました。
初めてでも大熱戦
ベースボール5を初めてプレーされる方も多くいた今大会ですが、
大会中ずっと熱戦が繰り広げられていました。
声かけや、拍手、笑い声が体育館中に響き渡っていました。
誰でもプレーできてしまう、すぐに試合が成り立つ手軽さ、
そこがベースボール5良さでもあります。
出場者の感想
「とにかく楽しかった!また大会に出たい。」
「ベースボール5って相手が良いプレーしても自然と嬉しくなって拍手しちゃうよね。審判やってても嬉しくなって勢いよくジャッチしちゃう。」
「これは、敵味方関係なくリスペクトしあうスポーツだね!」
「次大会あるときはまた教えて!」
「チームで練習します!」など、本当に嬉しくなる言葉ばかりでした。
今後
今回、大会名に【第1回】がついていたのに驚きました。
これからも続けてくれる予定なんだととても嬉しくなりました。
「ROKKAKU杯」はこれからも続けていきます。
目指す場所になれるように、ベースボール5普及の一つの手助けになれるように。
心が暖かい街、日立市でベースボール5の大会を開催できたことをとても嬉しく思います。
そして日立市で定期的に大会を開催することはもちろん、
各地方でもベースボール5の大会を開催していきたいです。
たくさんの方々のお力を借りながら少しずつ、
着実にベースボール5普及を進めていきたいです。
おわりに
大会を運営して下さったみなさん、出場して下さったみなさん、
本当に本当にありがとうございました!
みなさんが作り上げた素晴らしい大会でした。
第1回大会に出場したことをみなさんが自慢できるようになる日が来るように、
これからも走っていきたいです。
#拡がれベースボール5
#ベースボール5でみんなと笑顔に