【2024.7最新】ベースボール5のルール
ベースボール5ルールの保存版を作成しました。
公式ルールブックもあるのですが英語を日本語に翻訳したものなのでイマイチよく理解できないという方も多くいます。
また、ベースボール5は新しい競技のため大会を重ねる毎に少しずつ新ルールが追加されています。
ここでは、今現在最新のベースボール5のルールを今一度ご紹介します!
何か情報があれば随時変更・更新していきます!^^
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基本的なルール
5人制の男女混合(2:3または3:2)
ベースボール5は5人で行う競技です。
フィールド上に必ず男女が居なければいけません。
その割合は2:3もしくは3:2で男女それぞれ2人以上が居ないといけません。
5イニング制
ベースボール5は5イニング制です。
3アウト交代
野球・ソフトボールと同じく3アウトで攻守が交代します。
リエントリー制あり
スターティングメンバーとしてプレーしていた選手は、一度控え選手と交代した後、もう一度だけフィールドに戻ることができます。
ちなみに控え選手から出場した選手にはリエントリーは認められません。
代打・代走はなし
ベースボール5では代打や代走の選手交代はありません。
選手交代のタイミングはイニングの交代時、守備に着くときのみ選手を交代できます。
そのため、攻撃の回から選手を交代することや、回の途中で交代することができません。
ただし、セットの初め(*第2、3セット開始時)であれば攻撃側、守備側、関わらず選手を交代することが可能です。
1試合3セットマッチ
1試合は3セットマッチ2セット先取制になります。
1セットは5イニングで、先に2セット取ったチームが勝ちになります。
1セットだいたい15分〜20分ほどです。
(最新)男女出場機会平等ルール
2023年のユースW杯で適用された新ルールです。
スターティングメンバーは、
1セット目が男性3名女性2名だった場合、
2セット目は必ず男性2名女性3名で無くてはいけません。
3セット目はどちらでも良いです。
第1セット目に女性または男性どちらを3名のスタメンに置くかは、
それぞれのチームの戦略になります。
(最新)ファールボールはワンバウンド目とボールの行方で判定
ベースボール5は、野球・ソフトボールとはファールの判定方法が異なります。
バッターが打ったボールのワンバウンド目がファールゾーンかフェアゾーンかでまず判断をします。
次に、ワンバウンド目がフェアゾーンだった場合でも、
1塁ベースもしくは3塁ベースを通過する前にファールゾーンにボールが飛んでしまったらファールになりアウトになります。
後述しますが、ベースボール5はファールは1球でアウトです。
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バッティングルール
打つ方の手を挙げる
バッターは打つ前に打つ方の手を相手に知らせる必要があります。
そのため、審判からボールを受け取る際に打つ方の手(右打ちなら右手)を挙げてからボールを受け取り打つ動作を開始します。
自分でトスして手でボールを打つ
ベースボール5は自分でトスして自分の手でボールを打ちます。
ボールを打つのは手首から先なので腕や肘付近にボールが当たってしまうとアウトになります。
(最新)バッターボックスの線を越えてしまうとアウト
バッターは打つ動作の際にバッターボックスの線を越えてしまうとアウトになります。
少しでも超えてしまうとアウトになるので注意してください。
ちなみにバッターボックスの大きさは3m四方です。
ホームベースから4.5m以内でバウンドするとアウト
ホームベースから4.5m以内(ユースの部は3m)でボールがバウンドしてしまうとアウトになります。
ちなみにこの4.5m線の引き方は、ホームベースとバッターボックスの交点から一塁線上に4.5m、三塁線上に4.5mをはかり、その2点を直線で繋ぎます。
*ユースの部(15歳以下)は一回のみ打ち直しをすることが出来ます。
打ったボールが4.5m線を越える前にバッターボックスから出るとアウト
バッターは打ったボールが4.5m線を越える前にバッターボックスから体が出てしまうとアウトになります。
ボールが4.5m線を空中で超えた瞬間にバッターはバッターボックスから出ることができます。
通常強い打球を打っている時はこのルールでアウトになることは無いですが、
チョン打ち(弱い打球)の時にボールが線を越えるよりも速く体が出てしまうとアウトになります。
ちなみにですが、この『バッターボックスから体が出てしまう』というのは、『空中』も含みます。
フェンス直撃、ホームランともにアウト
ベースボール5のフェンスはホームベースから18mのところにあります。
そのフェンスにボールが一度もバウンドせずに直撃してしまった場合、もしくは超えてしまった場合(ホームラン)はアウトになります。
打ったボールがフェンスに到達する前に止まってしまったらアウト
チョンと弱く打ったボールが守備側が誰も触らずに、ボールがフェンスに到達する前に止まって(静止)しまったらアウトになります。
この際バッターはアウトになり、ランナーがいた場合は元の塁に戻されます。
*ノーアウト2塁でボール静止アウトの場合はワンアウト2塁で次の打者になります。
ちなみにフェンスまでの距離はホームベースから18mです。
ユースの場合はフェンスまでではなく、1塁と2塁、3塁を結ぶ線を越えなければアウトになります。
空振り・ファールは一発でアウト
バッターが空振りをしてしまった場合、ファールを打ってしまった場合は一発でアウトになります。
ちなみにユースの部はどちらも一回のみ打ち直すことが可能です。
バッティング動作の停止・打つフリは禁止
バッティング動作は一連の流れで行われなければいけません。
例えば、打とうとして動き始めたのに途中で止まってしまったり、打つフリをして打たないなどの動作をしてしまうと即座にアウトになります。また、打とうとして助走中にボールを落としてしまった場合もアウトになります。
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走塁ルール
一塁駆け抜けは1.5m以内
ベースボール5はソフトボールと同じく1塁のみダブルベースになっています。
基本的には守備側は内側のベース、走者は外側のベースを使用します。
また、1塁の外側のベースに接しているセーフティーゾーンという1.5mの四角いゾーンがあります。
バッターランナーは駆け抜ける際にはこのセーフティーゾーン内に体の一部を残して止まらなければいけません。
もし飛び出してしまった場合は、ボールを持った守備側のプレイヤーにタッチされるとアウトになります。
飛び出してしまった場合でもタッチされる前に体の一部がセーフティーゾーン内に戻るとタッチされてもアウトにはなりません。これは空中を含みません。
リードなし
ランナーはリードをしてはいけません。
バッターの手にボールが当たった瞬間からランナーはベースを離れることが出来ます。
バッターの手にボールが当たるよりも早くベースから足が離れてしまった場合はアウトになります。
ちなみにですが、1塁ランナーの場合は内側のベースを使用できます。
スライディング禁止
ランナーはいかなる時もスライディングは禁止されています。
もし誤ってスライディングをしてしまうとそのランナーはアウトになります。
足からのスライディング、手からのスライディングどちらも禁止です。
ランナーは打ったボールから避けなければいけない
バッターが打ったボールが守備側が触る前にランナーに当たってしまうとランナーがアウトになります。
これはフェンスから跳ね返ったボールも、守備側が触れていなければランナーに当たったらアウトです。
しかし、ランナーはベースに触れている状態であればボールに当たってもアウトにはなりません。
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ディフェンスルール
守備側は毎回タイムをかけてプレーを切る
守備側は1プレー毎に審判にタイムを依頼して、審判からタイムがかかったらボールを審判に返します。
このタイムがかかるまではランナーはどこまでも走れる権利があります。
タイムをかける前にボールを審判に投げ返してしまうとランナーが走って進んでしまうので注意してください。
タイムの依頼方法はボールを持っている選手がホームの審判に向かって両手を挙げてタイムと言います。
塁審にタイムを要求しても受理されないので注意しましょう。
守備位置の交代は自由
新たに選手を入れ替える場合以外は守備位置の交代は審判に告げる必要がありません。
ただし守備交代のタイムはかけることが出来ないので素早くポジションを交代しなければいけません。
おまけルール
守備エラーは送球のみ
ベースボール5ではボール捕球時にミスをしてしまったとしても記録的にエラーにはなりません。
ヒットとして記録されます。
ただし、送球ミスに関してはエラーになってしまいます。
リクエストルールなし
ベースボール5では審判がアウトと言えばアウトです。
非常にスピーディーな競技の為判定が難しいプレーが数多くあります。
審判のアウトセーフコールを待っている間にプレーは進みます。
守備側は常に次のプレーを意識しておくことが重要になります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
なんとなくルールは理解できましたでしょうか?
実際にプレーしてみて、この時はどうなの?等ありましたらお気軽にご連絡ください。
ベースボール5はとにかくスピーディーでお互いにリスペクトをしあうスポーツです。
相手の良いプレーには拍手を!
審判のナイスジャッチには敬意を!
ぜひこのベースボール5をより多くの方に知ってもらい、プレーしてみて欲しいです!
ベースボール5はとても奥が深い^^
この記事を読んで頂き、ありがとうございました!
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